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    ソフトウェア資産管理とは?
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      JIPDEC(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)は、
       「クラウド・コンピューティング時代のSAMについての考え方」
      を公開しました。 SAM:ソフトウェア資産管理

       参考: JIPDEC ソフトウェア資産管理(SAM)に関する文書

      JIPDECの資料は、クラウド環境を利用する際に、ソフトウェア資産を
      どのように管理すればよいかをまとめたものになっています。

      クラウド環境の発展により、今まで高くて購入できなかったソフトウェアも
      安価に利用できる可能性が広がっています。
      その反面、ソフトウェア資産の管理が複雑になる可能性があり、
      気がつけば、コンプライアンス違反という可能性もありえます。

      <ソフトウェア資産とは、なんでしょうか?>
       ソフトウェア資産=ソフトウェアとライセンスを総称したもの
       (引用元 : JIPDEC SAMユーザーズガイド 平成22年6月版 2.12.)

       例1)
        業務でよく利用するMicrosoft Officeの場合、
         ソフトウェア
          ⇒ Microsoft Officeのアプリケーション
         ソフトウェア資産
          ⇒ Microsoft Officeのアプリケーション+自社の購入ライセンス数
            +製品に添付されている使用許諾契約書(使用条件)

       例2)
        クラウド環境上の勤怠管理用のSaaSサービスの場合、
         ソフトウェア
          ⇒ 勤怠管理用のSaaS環境
         ソフトウェア資産
          ⇒ 勤怠管理用のSaaS環境 + 利用契約書 + 課金条件

       例3)
        自社製品のマニュアル(操作手順書)の場合、
         ソフトウェア
          ⇒ 自社製品のマニュアル
         ソフトウェア資産
          ⇒ 自社製品のマニュアル+マニュアルに対する自社の著作権
           + 顧客が利用する場合の使用条件(契約内容)

      <ソフトウェア資産管理とは?>
       ソフトウェア資産管理(SAM:Software Asset Management)とは、
       簡単に言うと、ソフトウェアとライセンスを活用するための活動です。

       活用するためには、以下の5W1Hを把握する必要があります。
        ・WHO   だれが使っているのか?だれが買ったものなのか?
        ・WHERE  どのパソコンで、サーバで利用しているか?どこで保管しているか?
        ・WHAT   なにを買ったのか?何を提供したのか?(ソフトウェア)
        ・WHEN   買ったのはいつか?いつまで使えるか?
        ・WHY   何のために必要か?何を目的としたソフトウェアか?
        ・HOW   どのくらい(ライセンス数)使っているか、保有しているか?

       5W1Hを把握することで、以下のような利点があります。
        利点1 : 無駄なライセンスの購入が発生しない
         ⇒購入したソフトウェアの利用数と保有数、利用条件、何のために必要かを
          把握することにより、不要なソフトウェアの購入や、過剰なライセンス購入を
          抑えることができ、無駄を削減できます。
          クラウド環境においても、SaaS環境を利用している社員数と契約数を把握
          することにより、必要最小限の契約数に削減できる可能性があります。

        利点2 : コンプライアンス違反を予防できる
         ⇒従業員と協力して、ソフトウェア資産を把握し、管理していくことで、
          従業員への教育効果も期待できます。
          そのことで、不正コピーなどのコンプライアンス違反の予防につながります。

        利点3 : 自社の知的資産を活用できる
         ⇒自社製品のマニュアルや自社で開発したソフトウェアについて5W1Hを
          明らかにすることによって、部門内で埋もれていた資産を把握することが
          できます。
          全社のソフトウェア資産を把握することで、更なる活用方法を見出せる
          可能性があります。


      ★組織でのポイント★
       まずは、購入したソフトウェア資産について、以下の点を把握してみましょう。
        ・過去5年間に購入したソフトウェアは、どんなものがあるのか?
        ・購入したソフトウェアのライセンス数は、何本あるのか?
        ・それぞれのソフトウェアは、だれが何のために利用しているのか?
        ・ソフトウェアのメディア(データ)は、どこにあるのか?
        ・購入したソフトウェアは、どれだけ、どのくらいの頻度で利用されているのか?

       ソフトウェアによっては、購入ライセンス数×保守単価というものもあります。
       購入費用や保守費用の削減のために、購入したソフトウェア資産の棚卸を実施しましょう。

       購入したソフトウェア資産の次は、自社で作成したソフトウェアについて、 以下の点を
       把握してみましょう。
        ・自社で作成したソフトウェアどのようなものがあるのか?
         (簡単なエクセルのマクロ、製品マニュアル、映像データも含めて)
        ・それぞれ著作権はどのようになっているのか?
        ・顧客に提供した数は、把握できているのか?
        ・顧客に提供した場合、契約条件はどのようになっているのか?

       すべてのソフトウェア資産に対して、一度に把握しようとすると、あまりの膨大さに
       資産の把握すらできない可能性があります。
       自社で把握し、管理しやすい小さな単位や区分を決めて取り組むことが、ソフトウェア資産の
       活用への近道です。

      補足:
       ソフトウェア資産管理プロセス: ISO/IEC 19770-1
          ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)、QMS(品質マネジメントシステム)
         と同じ、PDCAサイクルのマネジメントシステムです。
         ISMSやQMSのPDCAサイクルに合わせることで、ソフトウェア資産管理を実現
         しやすくなります。
      | コンサルタント | 15:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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